さがんルビー【佐資果1号】【さしかいちごう】

特徴

佐賀大学の種苗登録品種「サガンルビー」。岩政先生がアメリカよりルビーレッドの種子を持ち帰り、播種した実生を育成した品種。
その後、元ＪＡ職員がこの品種に着眼し、日本初のグレープフルーツ品種として栽培試験を開始。東京のデパートでの販売も順調となり、種苗登録するに至った。
佐賀県でトンネル栽培され、１月末収穫、予措後３月下旬に頂き、4月21日まで幣社で追予措し試食した。糖度１２度、酸味は軽度、国産グレープフルーツとしては、最高の食味。
この品種のもう一つの特徴は、極端に早生である。加温ハウスで11月27日に収穫できた。非常にジューシーで感動の味であった。
耐寒性としては、露地栽培も可能である。しかし、かいよう病には非常に弱いので、施設栽培（ハウス、トンネル）が必要と考える。

　全国農業新聞からの抜粋「佐賀大学農学部附属アグリ教育研究センターは、独自育成したグレープフルーツ「さがんルビー」を国内で初めて品種登録した。果重は400gほどで、味も米国産に引けを取らない。首都圏や関西のホテル、料亭などでは、１個400円で取引されている。グレープフルーツは寒さに弱く、これまで国内では栽培されてこなかった。「さがんルビー」は、同大学が米国から持ち込まれた果実の種を1989年から育成し、耐寒性を持たせるなど改良を重ねてきた。」
栽培にあたっての注意点は、「かいよう病」に弱い点である。できれば、無加温ハウスやトンネル栽培、露地の場合は防風対策が必要と思われる。特徴として果皮が厚いので、寒さに強く、容易に輸入品との見分けがつく。

無加温ハウス等で、１月下旬から収穫可能。無加温栽培でも、４月上旬まで予措すれば、酸味なく輸入グレープフルーツと同じ食味。

佐賀大学より苗木生産/販売権許諾契約済

　契約上果実生産者への販売に限ります。卸販売、転売目的での販売はできません。また、佐賀大学との契約上、生産者の報告義務があるので、購入者のお名前、住所、連絡先、購入本数を佐賀大学へ伝えます。

果実販売時、商標「さがんルビー」使用の方は下記まで直接連絡お願いいたします。使用権のライセンスが必要です。但し、ご自身で考えた名前での販売の場合ライセンスは必要ありません。

国立大学法人佐賀大学　学術研究協力部　社会連携果…TEL：0952-28-8151

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