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果樹苗木の生産・販売
株式会社吉岡国光園(苗木屋)

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柿 甘柿(31品種)の品種一覧

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もちろん家庭果樹の方のご依頼もお待ちいたしております。詳細は下記よりご確認くださいませ。

甘柿(31品種)

甘柿

こちらでは甘柿について紹介いたします。

柿は、日本の風土に適した果物で、柿が赤くなると医者が青くなると云われる程、体に良い成分が含まれています。

よくある質問に、「この品種は家でも育ちますか?」とある。全ての果樹苗木購入に当たっての事。回答はなかなか困難だ。ある程度は県名と近くにどんな果樹が植わってるかを尋ねて返答する。その中でも極めて多くの同質問をされるのがカキだ。何故か?たぶん、日本におけるカキの歴史が非常に永く、また変異性が大きく日本だけで、800~1000品種あるからだと想像される。その中から、「この品種は大丈夫ですか?」と尋ねられても、「100%大丈夫です。」と言えるのはまれである。
世界に目を向けると、生産量は中国が断トツの1位。2位韓国に次いで3位が日本。9位のニュージーランドからは、南半球に位置することから一部輸入もされている。中国が生産量1位と言われてもピンとこないのは、自国消費で輸出が無いことが原因と考える。但し、中国、韓国在来品種は渋柿がほとんどで、甘柿も確認されているが日本原産の甘柿とは遺伝的性質が異なる。韓国での甘柿品種の75%は富有が占めている。アメリカ視察でも、カキ品種は富有と蜂屋のみの苗木生産であったことから、世界における甘柿経済栽培品種は富有。渋柿では、韓国1位生産量の蜂屋(富士)が主要品種である。
このように、日本の柿は世界中で愛されているのだが、その栽培可能地域は限られる。北海道と沖縄を除く地域にはカキ在来種が存在する。栽培としては、北海道、沖縄でも散在し果実を着けるが渋柿になる。タンニンが凝固して渋が抜けて甘柿になるが、このタンニンの凝固条件として気温が関連する。つまり、北海道のような寒い地域、沖縄のような暖かい地域では、タンニンの凝固作用がおきず、甘柿品種も渋柿になる。
結論として、日本中カキ栽培の可能性はあるが、各甘柿品種が甘柿になる南限、北限を特定することは難しく、その地域における情報を収集するしかない。

柿は完全甘柿、不完全甘柿、完全渋柿、不完全渋柿に分類される。ここでは、甘柿に付き書く。甘柿は、適度な気温状況下でないと、生育、花芽分化しない。したとしても渋柿になる。
生育、花芽分化もしない地域は、近隣地域に柿の栽培がないので、生育適地でないことは容易に推察される。例えば寒すぎる北海道、暑すぎる沖縄など。
“柿の樹は周りにあるが、この品種が甘柿になるのか?”文献によると、完全甘柿は、年間平均気温14.6~17.5℃の範囲に、不完全甘柿はそれよりも低い気温でも甘柿の可能性があり、渋柿は11.8~15.7℃の範囲に分布していると記されていた。
完全甘柿は気候条件が揃えば、受粉状況に関係なく、甘柿になる品種を云う。不完全甘柿は受粉し種子が形成されると、その種子の周りが甘くなる。つまり種子が8個全て入れば、甘柿となる。
先の文献のよう、完全甘柿は昔、年間平均気温に左右され、甘柿となると考えられていた。しかし、完全甘柿はタンニンの発育が停止し、タンニンの蓄積が早期に終了する。その後の果実肥大による希釈効果によってタンニンの濃度が減少することで甘柿になると新しい論文では、これを否定している。つまり、完全甘柿に分類される柿品種でも、果実肥大が順調でなければ甘柿にならない。よって、気温は大きな要因であるが、雨量、気温上昇のタイミングなど果実肥大に関わる色々な要因が複雑に絡む。
不完全甘柿に関しては、昔からの通説通り種子数により、甘柿になるか渋柿かが決まる。種子から出されるアセトアルデヒドが可溶性のタンニンを不溶性にすることで甘くなる。但し、種子が未発達だとアセトアルデヒドが作られず、渋が残る。この種子の発達は平均気温の影響が大きい。これより、不完全甘柿は平均気温により渋・甘が決定されることが完全甘柿以上に大きい。これらを踏まえて、掲題の問題を右に考察してみた。但し、個人の見解であり、間違いがあれば、ご指摘願いたい。

近年の地球温暖化にも強い品種や、種無の新品種、とっても甘いと評判の「恋姫」、種無柿の新品種「太雅」と「麗玉」等多品種ご紹介しています。また、柿品種には、1本で実がなるもの、受粉樹が必要な品種、受粉樹になる品種がございます。弊社のオリジナルカタログにわかりやすく記載していますので、品種をお選びにご利用下さい。

9月下旬から食べられる、極早生品種。

これから極早生甘柿の代表となる品種。

すぐにでも実を実らせたい方は是非。

すぐにでも実を実らせたい方は是非。

早生甘柿なのに、果実品質は極上。

受粉樹が不要で消費者ニーズが高い種無し。

糖度18度にもなる極早生甘柿。

病気に強いので、家庭園芸向け品種。

近所の目を引く、名前のとおり黒い。

種無し、大実の早生品種。

高糖度系早生品種の登場。

柿の最甘品種。なんと糖度23~26度。

皮は光沢が有り見た目が美しい。柿の最甘品種。

種がほとんど入らない高級柿。

甘柿としても食べられる受粉樹用。

暖地でも、寒冷地でも甘い種無し品種。

実り始めが早い。

市場では買えない素朴な甘味の柿。

甘味は強く、果肉は橙朱色で赤実がある。

文献少なく詳細不明。果頂部に台座があるのが特徴。

完全甘柿品種。

甘柿品種の最大果実。

ゴマがぎっしり入る皇室への献上柿。

夏、秋の気温が高い地域に適応。

日本の甘柿生産60パーセントを占める、甘柿代表品種。

とても甘い家庭園芸向け品種。

糖度17.8度。外観美麗、受粉樹不要。

10月から味わえる、目で楽しめる秋の日本料理。

トロけるような食感を持つ晩生品種。

甘柿としても食べられる受粉樹用品種。

別名「ばあちゃんの唇」と云われる。

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2023年度旧カタログ

 

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令和6年9月2日月曜日

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戦後の昭和23年頃より苗木を作り始め、70年以上果物の苗木業を営んできました。

日本果樹種苗協会正会員