果樹(果物)農家を応援するホームページ
果樹苗木の生産・販売
株式会社吉岡国光園(苗木屋)
事業者登録番号:T4-2900-0105-7172
福岡県久留米市田主丸町上原332-3
電話受付:9:00〜12:00、13:00~17:00
(日曜・祝日・お盆時期・年末年始を除く)
令和6年度苗生産中
受注は9月2日(月)9時開始
ご注文、無料カタログ申込みは
0943-72-1578
こちらではキウイについて紹介いたします。
毎年お世話になる本松キウイ園さん。園は耳納連山の山の中にあり、細い山道の途中。ヘイワード中心の栽培です。何の宣伝もされていないのですが、キウイ嫌いでも好きになる松本さんの果実の美味しさは口コミで広がり、私の耳に入る事となりました。毎年、早めの完売だそうです。
確かに、土が違います。園に入るとフワフワ。その本松さんが現在挑戦されているのが、「紅妃(レインボーレッド)」の短梢剪定。ブドウでは良く耳にされると思います。果実に充分な日光を浴びせることが、美味しいキウイ作りのコツとの考え、あみだされたそうです。主枝を2本取り、縦1列4mx2主枝をとり、亜主枝を50cm間隔でとり、1.5mまで伸ばします(現在樹姿作り途中)。
また、芽の徒長が強いキウイの主幹への環状剥皮は、結果率の向上と果実肥大、徒長枝抑制で光の充分な取り入れを可能にする。
毎年質問をもらうキウイの雌雄異株。蕾でも開花時でも判断できます。メス花の蕾は一つの軸に約3つ着きます、これに対し、オス花の蕾は房状に数多くつきます。この段階で、摘蕾をしておくと大きな果実を生らすことができます。具体的には、両側の側蕾を取ってしまいます。
花の段階になると、容易に判断がつきます。メス花には、葯と白色の花柱の両方が見られます。オス花には花柱が無く葯だけが観察されます。注意が必要なのが、「センセーションアップル」。この品種だけは、メス花と数は少ないですがオス花も咲きます。但し、このオス花では結実しませんので、受粉樹としてオス木は必要です。
人口受粉しない以上、メス木の開花時期とほぼ同時期に開花するオス木が必要となります。受粉は開花時期さえ合致すれば、ミツバチが手助けしてくれます。当社母樹園では、人口受粉は行っておりませんが、毎年良く結実します。摘蕾しなければ、過多の結実となります。
酸味のあるキウイ、甘~いキウイ、色も黄色系と緑系があります。どちらがお好みでしょうか。
かいよう病Psa3汚染地域の拡大は進行中である。Psa3感染国は、中国、イタリア、ニュージーランド、フランス、チリ、ポルトガル、スペイン、スイス、スロベニア、韓国、日本(2014)、ギリシャ(2015)、つまりほとんどのキウイ生産国で発生が確認されている。輸入花粉不足との情報の中、何とかオーストラリア産が輸入されたが、単価は5倍に跳ね上がった。
今後、オーストラリア等、少ロットのキウイ栽培国も汚染国になる可能性は十分にある。その時こそ、本当に輸入花粉は入手できなくなる。その不安を払拭するためにも、花粉の自家採取を推奨する。そこでオス木品種を何にするかであるが、ご存知のようにPsa3は倍数体が少ない品種ほど感染しやすい。よって、2倍体で花粉量も少ない「早雄」は避けたい。但し、「紅妃」は倍数体が違う花粉で受粉すると、種子数が減少し小玉化するので2倍体の「早雄」を植える。それ以外の雌品種には、Psa3に強いトムリがベストと考える。但し、「イエロークイーン」、「ジョイゴールド」、「センセーションアップル」、「東京ゴールド」、「ムーンライト」、「ジャンボイエロー」は、開花期が合わないので、花粉は冷凍保存し、来期使う。
今年はサルナシ台木で生産した下記3品種も販売致します。
御注文の際、『サルナシ台木で』とお伝えください。
@+400/1~2本 @+400/10本以上
御注文の際、『サルナシ台木で』とお伝えください。
ヘイワード/東京ゴールド/紅妃
2024年度旧カタログ
☆素掘苗木受注開始します☆
2024年9月2日月曜日
お電話・FAXともに午前9時~
今期2024年度もよろしくお願いします。
戦後の昭和23年頃より苗木を作り始め、70年以上果物の苗木業を営んできました。
NEW!!
2024/09/02
カタログが出来上がりました! おかげさまで、すでに完売品種も出ておりますので、 ご希望の品種はお早目にご注文お願いいたします。
在庫の確認・請求書の発送も遅くなりますが、少々お待ちいただけると幸いです。
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